MENU

【切り抜き】YouTubeでトレンドの「切り抜き動画」を上げるメリット・デメリット【350万再生のチャンネルを作った実体験】

はじめに

ここ2年くらいで「切り抜き動画」という文化が、YouTube上で流行ってきたと思います。

最初は
・人気VTuber
・ひろゆきさん
・東海オンエアさん

など数少ないインフルエンサーの切り抜き動画が存在していたのですが、
2022年現在ではありとあらゆるジャンルのYouTuberの切り抜きチャンネルが存在します。

最近では自分のチャンネルの配信を、自身で切り抜く動画も増えて来ましたね。

かくいう僕も2020年11月に人気VTuber「歌衣メイカ」さんの切り抜きチャンネルを立ち上げ、
現在に至るまで43本もの動画を投稿してきました。

43本と比較的少なめですが、ありがたいことに7,500人もの登録者もおり、
チャンネル総再生回数も380万回と多くの方に見ていただいてます。

約半年以上の期間、真摯に切り抜きと向き合ってきた私が感じた「切り抜きチャンネル」というジャンルの
メリットとデメリット
を今回はご紹介します。

本記事を読む前の注意点

本記事の「メリット」は切り抜き元視点のメリットではなく、切り抜き運営者側視点でのメリットです。

本記事では「収益面」にはほとんど触れませんので、
もしも読者が「切り抜きチャンネルで稼ぎたい!」という方であれば他の記事を参考にする事をおすすめします。

目次

切り抜きチャンネル運営のメリット


①ジャンル選定をミスらなければ、自分で発信するより伸びやすい

②応援している配信者をより盛り上げる事ができる

③撮影コストがかからない

ざっくり3つメリットが挙がりました。
特に①と②が自分でYouTube発信するチャンネルとの、違いかなと思います。

では、詳しく説明していきます。

①ジャンル選定をミスらなければ、自分で発信するより伸びやすい

YouTubeはこれまで
自分自身で、企画→撮影→編集→投稿
というのが一般的な流れでした。

当然発信者が「自分自身」になるので、チャンネルの影響力が出るのにそれなりに時間がかかるものでした。

しかし切り抜きチャンネルはある程度発信力のある方の配信、動画を切り抜くので、
そこまで時間がかからない場合が多いです。
もちろん人気な配信者であればあるほど競合が多く伸びる事は難しいですが。

もし自己満足ではなく多くの人に切り抜き動画を見てほしい!という方は、過去記事にジャンル選定について詳しく書きましたので参考にしてみてください。

あわせて読みたい
【YouTube】登録者数千人、一万人を目指したい方がすべき施策 〜チャンネル設計篇〜 【前置き】 この記事を読む前に みなさんYouTubeを伸ばしたいですか? A.事業として取り組んでてマネタイズまで持って行きたいB.本業は別にあるがYouTubeも伸ばしたいC....

②応援している配信者をより盛り上げる事ができる

YouTubeでは生放送に比べて編集した動画の方が手軽に見ることができ、拡散力があります。

配信者自身も拡散力が強い事を理解しているのですが、
時間的問題、金銭的問題から編集した動画を出せない方もたくさんいます。

もしこの読者に「応援してる配信者がいるんだけど切り抜いて大丈夫かなぁ」
という不安を持つ方がいれば、ぜひ配信者や事務所に切り抜きOKか確認してみてください。

切り抜き動画が乱立すればするほど関連動画というYouTubeの表示システムによって、より応援してる配信者を多くの視聴者に広める事ができます。
配信者自体も、自身の切り抜きチャンネルが乱立する事を願っている方も少なくありません。

③撮影コストがかからない

当たり前なのですが配信者の配信をダウンロードして編集するだけなので、実写だろうがゲーム実況だろうが
撮影コストがかかりません。

自身で撮影する場合、

・カメラ
・マイク
・撮影スタジオ
・照明

挙げればきりがないのですが、多くの費用をかける必要があります。
PCもしくはスマホさえあれば、切り抜き動画は作成できます。

手軽にYouTubeを始めてみたい、編集のスキルアップをしたいという方には、切り抜きチャンネルの運営はかなりおすすめです。

切り抜きチャンネル運営のデメリット


①レバレッジが効きにくく、ビジネスの横展開しにくい

②再生数の伸びが元配信者に依存しやすい

③時間拘束が長め

①レバレッジが効きにくく、横展開しにくい

少しいやらしい話にはなりますが、切り抜きチャンネルではビジネスの横展開がしにくいです。

自身が演者となっているチャンネルでは可能な、
・グッズ、アパレルの販売
・実店舗集客
・セミナーの開催
など最近流行りのD2Cビジネスが、切り抜きチャンネルではほぼ不可能です。

もし自身に影響力をつけ、ビジネスをより幅広く行いたいという方は
地道に自身のチャンネルを運営し強化していくことをおすすめします。

②再生数の伸びが元配信者に依存しやすい

誤解を恐れずに書きます。
配信者にチャンネルを強化したい、面白い配信をしたいという情熱がない限り
その配信者を取り扱ってる切り抜きチャンネルもなかなか伸びません。

・モチベーションが続かない、私生活が多忙で配信できない。
・病気や炎上により配信継続不可能
など多くの理由で、配信をやめてしまう配信者はたくさんいます。

当然ながら、切り抜きチャンネルにも大きく影響してしまいます。

③時間拘束が長め

先程撮影コストがかからないと書いた手前、なぜ?と思う方も少なくないかも知れません。

切り抜き動画を作るには、そもそも元配信を見ておく必要があります。
最近ではタイムスタンプという視聴者がコメントで面白いシーンの時間を書いてくれている配信もありますが、
正直なところ元配信をしっかり見ておかないと動画を作成することは難しいです。
※実際僕もタイムスタンプだけ見て編集しようとした時期はあったが、実行不可能だった。

時間のある学生やフリーランス、もしくは専業で取り組まない限り継続的に動画づくりすることはかなり難しいです。
僕自身も今のレモンチャンネルの編集をし始めてからは、僕が運営してた切り抜きの更新ができていません。

最後に

ここまで長い記事を読んで頂き、本当にありがとうございます。
ここからは、僕自身にとってメリットになった事をこっそり共有します。

おそらく再現性もなく、自分自身にとっては非常に大きなメリットだった事です。
「YouTube運営のノウハウを共有でき、チャンネル運営のスキルを向上できる」
ということです。

僕が切り抜きチャンネルを運営し始めたのが、YouTubeで飯を食い始めてから2年くらい経った頃でした。
僕自身はひたむきにYouTubeマーケティングを勉強していたつもりですが、業界で言えばまだまでペーペーです。

正直言ってYouTube運営に関して半信半疑で、相談できる相手もなく自信がありませんでした。

そんな中切り抜きに関する連絡を配信者さんと取る中で、YouTube運用に関するアドバイスも頂けました。
しっかりと断っておきますが、全ての配信者さんで聞けることはありません。
僕自身もビジネスとして取り組んでいて、ある程度YouTubeに関する知見を持っていたから情報共有できたのだと思います。

事務所に所属しておらず、当時はある程度の規模感の配信者だったからこそできた事だと思います。

・サムネイル
・編集の構成
・YouTubeアルゴリズム
について本当に多くの知識を共有でき、答え合わせができたと思います。

今でもその知識は大きく役立っており、感謝しかありません。
そんな意外な出会いがあるのも、切り抜きという文化なのかもしれません。

皆さんもこの記事を読んで、切り抜きというジャンルに興味を持って頂ければ幸いです。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる